FRAGMENTS IN TAKAO

2016年出品
object+story
羽化登仙器Ⅲ

2015年出品
object+story
羽化登仙器Ⅱ

秋田県人会加藤さんのはなし

2013年出品

2012年出品

SURFACE STUDY
趣味らしい趣味を持たないわたしの、唯一それらしいことが高尾山系のトレッキング。
たまにデジカメを持ってゆくこともあり、気まぐれに撮影した写真の整理をこの屏風製作をきっかけに行ったようなものです。
被写体は朽ち果てた木々、虫の骸、踊り狂う木の根、枯葉、水たまり、くもかえる、雲、森に開いた穴のような空の奇怪な形、ミズスマシ、カタツムなど。
杉の大樹を登るカタツムリ、キツツキ、ムササビなどは撮れず残念
そして整理してみると、はっきりと2つの傾向に分かれました。
一つは地面系、他は空系、水平にカメラを構えて撮ったいわゆる風景写真はほとんどありませんでした。
特に地面はおもしろいことで満ち溢れていると思いました。森の中で起こることが、すべて地面の上に堆積し続けるのだから、当たり前と言えば当たり前ですが、そこで一案、100歩の後立ち止まり地面を撮影、これを繰り返す。ふもとから頂上へ頂上からふもとまで、また、冬と春に、とにかく機械的にやってみました。
それぞれのカットをシークエンス通りに並べる。
やっぱり機械的にただただ並べる。
調整、試行錯誤、そして、浮かび上がってきたのはこの通り、みょうちくりんな図象                          

2014年出品
object+story
羽化登仙器Ⅰ

2011年出品